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依頼主から、収納したいものを細かく確認して、さあどういう風につくりましょうか。
今回は、どのようなデザインにするかということよりも、どのように施工するかということを念入りに計画しました。
というのも、工事全体のボリュームは大きくないうえに、予算も掛けられない。工務店に依頼するだけで、そこにかかる経費で金額が上がってしまう。
じゃあ直接職人さんに依頼しようか、と思っても、当然家具職人さんに依頼するほど予算を掛けられないという状態。
それなら僕が現場監督やって大工さんと建具屋さんにやってもらおうということになりました。
さて、自分で監督をやろうと思ったときに一番ネックになるのが材料の運搬。
当然トラックなど持ってるはずもなく、かといっていちいち材料を郵送してもらうのはコストの無駄。
難しい納まりは即金額の上昇に繋がるので、そんなことを色々と踏まえながらデザインを進めていきました。
