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山中 伸枝
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閲覧数順 2016年12月02日更新

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変動型住宅ローンを選択する人が増えていますが・・・

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ファイナンシャルプランナーが天職! BYSプランニングの釜口です。

今回のコラムは「変動金利型住宅ローン」にスポットを当ててお話します。

低金利状況が長引く中で、住宅ローンを変動型で選ぶ人が増えています。
将来を見込んだローン返済を考えると、はたして賢い選択なのかどうか?

銀行の住宅ローンを「変動型」で選ぶ人の割合が、8〜9割に達しているようです。1年前と比較すると、1〜3割も上昇しています。

現状のメガバンクの変動金利が1.3%〜1.5%ほど。
それに対して、30年超の長期固定金利が3.5%前後。
2%ほども金利が違うわけですから、変動金利に魅力を感じる気持ちは非常によく分かります。

変動型に将来の金利上昇リスクがあると分かっていても、実際過去10年スパンで考えれば、変動金利は低いままでしたので、金利が上がっていくという感覚は麻痺しているかもしれません。
  
変動金利を選択される方の多くが「これからも大丈夫だろう・・・」と考えてもおかしくありませんね。

しかし、変動型の選択は、金利上昇リスクと隣り合わせであるという感覚は忘れないでいただきたい。
なぜならば、1983年や1990年には変動金利が8%台だったからです。

変動金利を選択されている方は、変動金利が上昇すれば、その時に固定型に変えればいいと考える人が多いのではないでしょうか?
ところがそう簡単にはいきません。

なぜならば、変動金利上昇時に、固定型はかなり前から上がっていることが普通だからです。
変動型は日銀の政策金利に連動し、固定型は政策金利に関する予想を反映する国債の長期金利の影響を受けるからです。

実際、日銀のゼロ金利政策解除があった2006年夏に変動金利が上昇しましたが、固定金利は2005年末から2006年初旬にかけて、変動金利に先行して上昇していました。
  
そして現在、長期固定金利は上昇し始めています。
  
とても簡単に考えれば、景気対策による財政支出で、国債の発行額が増えており、その需給も緩みがちです。
このままの状態が続けば、国債の長期金利が上昇する可能性があります。
ということは、固定型の住宅ローンの金利が上昇、それに遅れて変動型の住宅ローン金利も、上昇する可能性は十分考えられます。

固定型で借りると、金利が高い分、購入価格を低くせざるをえず、金利情勢によっては、変動型よりも返済額が多くなる可能性もあります。

ですが、長期固定型は思わぬ負担増で苦しむ危険はなく、長い期間の生活設計も立てやすい。
金利上昇時に繰り上げ返済にすることを戦略的に考えて、変動型を選択される方は、変動型でも問題はありません。

もしそうでなければ、将来の金利上昇を回避するための「保険」と考えて、固定金利型を選択される方が、安心感と計画性の点で賢明ではないでしょうか。

株式の格言に
「大衆は常に間違っている」という言葉があります。
みんなと同じ選択をすることを戒める言葉です。
ほとんどの人が変動金利を選択しているから、大丈夫と思っていませんか?
  
   
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