- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:ITコンサルティング
2点目:「入口ページ」と「出口ページ」の何に気をつければいいの
「入口ページ」…ユーザーが「最初にアクセスしたウェブサイトのページ」
「出口ページ」…ユーザーが「最後にアクセスしたウェブサイトのページ」
である。なんとなく「出口ページ」といわれると、「離脱しちゃったページのことだよな…。」と問題点のように感じる。たしかに、該当ホームページからユーザーが「サヨウナラ」した事は事実ではある。しかし、TOP ページのように「入口ページ」としてアクセス数が多い場合は、母数が多いので「出口ページ」として同時に上位に表示されることが常である。
「入口ページ」としての流入が少ないのに「出口ページ」としてのアクセス数が多いページにこそ注意すべきである。この場合は「離脱」が多い原因がなにかあると考えられる。
当たり前の事ではあるが離脱には2種類ある。
・ 不満での離脱
・ 満足しての離脱
前者はもちろん問題点をなくす事が大切である。後者では、申し込み完了ページなどであれば何の問題もないが、例えば「用語解説ページ」などの場合、情報に満足しても、もう一押しの「購入へのリンク」や、「特典付きメルマガに無料登録」など、せっかく流入させたユーザーを無駄にしない対策をとるなどの対処方が考えられる。
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