これからは障害をお持ちの方の一人暮らしの自立支援も増えるため、災害時はバルコニーに一時避難するケースが増えると想定されます。
写真は室内床とバルコニー床レベルが12センチありましたが、ひのき材で段差緩和をした例です。
(防火地域に建てられたマンションは、仕上げにも注意が必要になります)
サッシのレール段差がネックでしたが、出入り口を両手でつかみながら出入りする練習をし、対処することができました。
高層階からはしご車での救出は難しいので、低層階を選ぶのも大切な事項です。また地域の消防署に届出を出しておけば安心ですね。
ご近所に身体の不自由な方がお住まいの場合は、近隣の方のサポートも必須なので、みなさんで見守りましょう
(^^)
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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