素材“鉄”について<第一回> - エクステリアデザイン - 専門家プロファイル

江藤 繁
有限会社エストア 代表取締役社長
エクステリアコーディネーター

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閲覧数順 2024年04月20日更新

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素材“鉄”について<第一回>

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エクステリア事情(外構関係) 素材について

郵便受けポスト妻飾りフェンス面格子門扉フラワーボックスなどに
使用することが多い素材“鉄”について、この度は、お話したいと思います。

弊社のホームページをご覧頂きました方からよく頂く質問に、
「素材に“鉄”を使用しているが、錆びたりするのか?」
「錆が雨に当たり、外壁を汚さないか?」と、
“鉄”や“錆”への質問が多く寄せられます。

弊社のホームページでは、【鍛鉄】【スチール】【鋳物】【鉄】などの言葉を使用しながら、
“鉄”を使用している商品をご説明しております。

基本的に“鉄”は錆びます。
これは避けがたい事実であり、決して「錆びません」とは言えないのです。

“鉄”は、水分・酸素の付着により“錆”が発生しやすくなります。
また、海の近くでは“錆”が発生しやすく、“鉄”自体を人が触ることでも、
“錆”を誘発することがあります。
この様に“鉄”自体へ“錆”を誘発する物質を遮る事が“錆”を防ぐ鍵となります。

現在製品加工・塗装技術の向上により防錆効果を期待出来るようになりました。
錆止め塗装・粉体塗装・メッキ加工・焼付け塗装などを施し、
“鉄”自体に“錆”を誘発する物質を接触させない加工が幾重にも施されるのです。
※海の近くでは接触させない加工を幾重にも施しても“錆”が誘発され、
商品の寿命が短くなることが多いと報告を受けています。

工業製品化が進む中で、十分な精密加工が施される様になり、
均一的な防錆効果をもたらすことが出来る様になりました。

それでも「鉄を素材としている商品は、錆が出ないと言い切れない」のです。

しかし、こうした精密で均一的な工業製品化により、
商品全体が“錆”によって真っ赤になることは、今までの私の経験ではありません。

多少の“錆”が発生したとしても商品自体へのダメージを考慮するほどのことはありませんが、
メンテナンス<補修>が重要事項となります。

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