新人の力を伸ばす研修のポイント - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

渡邉 康弘
繁盛店コンサルタント
茨城県
経営コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月02日更新

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新人の力を伸ばす研修のポイント

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繁盛店づくりのヒント

繁盛店コンサルタント「渡邉康弘の視点」



こんにちは
繁盛店コンサルタント渡邉康弘です。

早いもので、あっと言う間に9月になりました。
これからは、年末に向けてお店の価値や体制を強化していく時期でもあります。

先ずは、せっかく価値を上げていく作業をしても
お客様をお迎えできる体制が整っていなければ、魅力的なお店とは言えません。

お店では、年間の中でスタッフが入れ替わっていく時期があります。

せっかく育て上げた大切な戦力であるスタッフが、お店から離れてしまうことは
とても残念で寂しいことであり、戦力のダウンを早急に補う必要があります。

またその一方で、新しく入ってくるスタッフには、大きな期待が掛かります。


新しく入ってくるスタッフについては
「戦力になった頑張ってほしい」「自主的に動けるように育ってほしい」など
色々な想いがあると思いますが、そのどれもに共通する想いは
『一日も早く・・・』ではないかと思います。

その、一日も早く「戦力」になって「自主的」に行動できるようにするためには
どうしたら良いか?
その研修のポイントを絞って、考えてみたいと思います。



新人スタッフの力を伸ばすために



先ず初めに、あなたは何のためにこのお店にいるのかという意義です。
もちろん、何のためかと言えば「接客」スタッフとしているのですが
もっと深く掘り下げて言うならば「お客様に快適に食事を楽しんでいただく」
そのために、ホールというポジションを受け持っているのです。

これは、あえてここで言うまでもなく当たり前のことですが
ひとたび業務の中に入ってしまうと、責任者でさえ意義を忘れがちになります。

混雑の中、一生懸命に素早くオーダーをこなしているのは何のためか?
席を待つお客様のために、素早く片付けて次のお客様をお迎えするのはなぜか?

あえてクイズのように聞けば、模範解答が出てきますが
こと業務の中では「待っているから」「次に並んでいるから」という気持ちに
なりがちです。

ぶれてはいけない理念と使命だけは、この研修の時にうるさいくらい
関連付けて叩き込むくらいの姿勢を見せて、足りないくらいです。

この理念と使命は、心のこもった接客をする上で、誰しもが忘れてはいけない
大切なものですので、お店の一員として働く上でしっかりと認識するよう
教えてあげてください。


次に、研修計画への共有と理解です。

よく、新人が不安になるから、中長期の育成計画を共有するなど言われます。
確かにそれも一理あると思います。
自分がいつまでにこのランクまで業務を身に付けて、そこまで達成できたら
いつまでに次のランクを習得して、とステップを踏ませることで
今現在、覚える内容が明確になります。

しかし、もっと簡単に言ってしまうと、色々な不安を与えることで邪念が出て
研修で教えることに集中しないので、覚えが悪くなる。
この一つに尽きるのです。
今覚えることを細切れにして、取り入れやすくしてあげることで
集中して今必要なことを身に付けることができます。

結構、この細切れに食べやすくすることが大切で
食べやすくなることで消化もしやすくなり、次のステップに進むことが
早くなったりもします。


三つ目は、理解力を身に付けさせるための状況判断です。
業務を教える時には、全体像と、今から教える業務の役割を教えてください。

このお店は、全体がどのように回っているのか?
その中で、自分の役割はどこにあたるのか?
そして、自分の役割によって、周りにどんな影響を与えているのか?

全体像とその中の役割については、周りの状況判断ができる戦力を育てる上で
非常に重要であり、さらには気配りができるスタッフ育成にも繋がっていきます。


そして最後に、元気と笑顔です。

はっきり相手に聞こえる挨拶や返事は、気持ちが良いだけでなく
チームでお店を回しているという証でもあります。
また、声を掛け合うことで、つまらないミスや事故も減り
混雑時にも、不要なパニックを起こさずに済みます。


お店の理念と使命。
研修計画の共有。
状況判断力の育成。

そして、元気と笑顔。


スタッフが活き活きと成長し、お店に賑わいができることを期待して。



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