- 前田 紳詞
- 代表取締役
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
住宅不動産バブルに立ち向かう教授
2005年アメリカは明らかに不動産バブルに突入していました。
アメリカ経済の将来に不安を感じたエール大学経済学部 ロバート・シラー教授はバブル対策として
ケース・シラー指数
を開発しました。アメリカで取引されている住宅価格を指数化して住宅価格の異常な値上がりを見た目で分かるようにしました。
また住宅価格指数を先物市場で取引できるようにして先物価格から将来の価格が推測できるようにしました。
たとえば、今、出ている先物価格ではアメリカの住宅不動産価格は来年中ごろから上昇することが予想されています。
結局はじけた住宅不動産バブル
ロバート・シラー教授の願いむなしく、アメリカの不動産バブルははじけました。
2006年にはじけ、2007年からアブプライムローン問題が本格化、2008年9月リーマン・ブラザーズ破たんと続きました。
最近、ロバート・シラー教授
「アメリカの住宅価格が底打ちしてきたかもしれない」
と発言するようになりました。
ここ最近のデータに明るい兆しが出てきたからです。
今回の共同ブログは
ケース・シラー指数の最新データについてです。
S&Pケース・シラー住宅価格指数、2カ月連続プラス
http://www.moneykiso.com/blog/2009/08/etfvt.html