- 山中 伸枝
- ワイズライフFPコンサルタント
- ファイナンシャルプランナー
対象:年金・社会保険
例えば、小さい子どもがケガをしないようにと親が抱っこばっかりしていたら子どもは歩けなくなっちゃいますよね。ちょっと転んで痛い思いをする、そこから子どもは色んなことを学びます。
投資においても同じことがいえるのではないでしょうか?
私が毎月開催しているセミナー夢を叶える!エレガント投資術でも受講された方は、セミナー終了後結構やる気になって、早速証券会社に口座開くぞ〜なんて意気込んでいかれる方が多いのですが、買うは易し、売りは難し。投資商品も決心さえつけば、買うのは結構簡単。問題は売るタイミングです。
私たちやみんな欲張りなので^^、値段が上がれば「もっと上がれ〜」と思って売れなくなります。反対に値段が下がれば「こんなはずじゃ・・・」とまたまた売れなくなります。
上がった時にこそ、利益を確定させるという作業が大切なのですが、含み益・・・つまりバーチャルな利益をみつめニヤニヤしてしまっていて、あれれ〜という間に今度は損に転落ということ、よくあるんです!
損もある程度になれば損切りということもしなくちゃいけません。腐り始めたみかんをそのままにしておくと、どんどん箱の中のその他のみかんも腐っていきます。早めに取り除かないと・・・損切りはこれと似ています。
売った後にもっと、値段が上がることや、損した後に値が持ち直したりとか、「あ〜あ」という思いの一つや二つ経験しなければいけないのです。
そう、上手にあんよが出来るようになるための大切な試練です。