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選挙活動と仕事２ どういう人が当選？落選？
環の小坂です。
今回の衆議院議員選挙では大きな「風」が吹きました。
この風に乗った人もいれば、乗れなかった人もいますし、
吹き飛ばされた人もいます。
前回・今回の選挙を振り返ると、両方出馬した人は下記のようなパターンにわかれます。
・前回当選、今回も当選
・前回当選、今回は落選
・前回落選、今回は当選
・前回落選、今回も落選
この違いは何なのでしょうか？「風」でしょうか？
私は風ではないのではないかと思います。
小泉チルドレンと呼ばれた人が何故大量に落選したのか？
もちろん比例の順位や地盤などがありますので、
大量に落選するのが当たり前といえば当たり前です。
が、「見た目にこだわり」「実がない」政治家が多かったのではないかと思います。
それにより地元の方からの信頼を得られなかったのではないかと思います。
前回落選し、今回当選した人の象徴的な存在が静岡7区の城内実さんではないかなと思います。
地元に密着し、有権者と丁寧に接し、有力支持者の応援を得ることで、
今回は圧勝しました。
城内さんは1回目の選挙も無所属で当選しましたが、「信念の人」と感じます。
そういう方が自民党でもこの逆風の中当選しているようです。
逆に前回小泉改革を指示し、今回は揺り戻しを図った人たちは落選している。
これは政治の世界に限る話ではない。
「信念（この人はこういうことを大切にし、こういう世の中を実現しようとしている）」が
ない人やぶれている人には人が集まらない。
情熱と並んで大事なのが信念である。
そして「謙虚」さもまた大事だと思う。
政治家というのはトップにいるように見えるが、
実は一番下にいる。
なぜなら選挙民から選ばれているからである。
それを忘れ、有権者や支援者に対する謙虚な気持ちを忘れると、
人心が離れてしまう。
これは経営者にとっても同じではないかと最近感じる。
経営者は株主のお陰でビジネスを行っており、
お客様のお陰で収益があり、
社員のお陰でそれを成長・存続させれ、
パートナー企業のお陰でさらに発展させられる。
自身がこの謙虚さを持っているのか常に考える必要がある。
また、お客様でもこの謙虚さを持っている人はリアル・ネット関係無しに
ビジネスを成功させているようだ。
やはり謙虚さのないお客様とは仕事をしたくないし、
成功して欲しいと思わない。
依頼する側の方が謙虚さを持たないといけない。
経営者も同様に社員に謙虚さをもたないといけない。
謙虚なお客様には色々アドバイスもするし、
成功に向けた施策実行も行う。
