マクドナルド無料コーヒーその2 無料コーヒーの逆襲 - ホームページ・Web制作全般 - 専門家プロファイル

青田 勝秀
大国屋ビジネスコンサルティング株式会社 
Webプロデューサー
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マクドナルド無料コーヒーその2 無料コーヒーの逆襲

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ネット通販 Eコマース EC プロモーション戦略
昨日マクドナルドのレジにてPOPを見てびっくりしました。ご好評につき、「プレミアムローストコーヒー」1杯無料提供キャンペーンを午後6時〜7時に実施!関東圏(8/28〜9/3)・全国(9/11〜17)にて展開。なるほど考えたなと思いました。

日本マクドナルドの公式ページでのニュースリリースページには、「このキャンペーンを通じて、まだマクドナルドのコーヒーを体験したことがないお客様をはじめとする多くのお客様に店舗へ足を運んでいただき、「プレミアムローストコーヒー」の美味しさを知っていただくきっかけとなればと存じます。」
と記載がありました。

今回の無料コーヒー戦略について推察をおこないます。

前回のおさらい前回ECで考えたらどうか?と書きました。

前回からの引用____________________________________________________________________________

*EC、ネット通販で考えてみましょう
ネット通販で商品を売るときに表現されるのは
**売上=ユニーク来店者数※×転換率×客単価
※のべ来店者数ではない。
と表現されます。

今回のマクドナルドの無料コーヒーは
***来店者数が強烈に向上↑↑↑↑↑
***無料だけのお客様も居るので転換率を↓↓ダウン
***無料のお客様が多いので客単価を↓↓ダウン

となります。転換率が多少落ちても、客単価が落ちても、来店者数を強烈に増やすことが出来れば売上は増加します。この期間のマクドナルドの売上は結果として向上すると思えます。

引用終わり____________________________________________________________________________


日本マクドナルド社も「多くのお客様に店舗へ足を運んでいただく」という表現を使っているとおり、天下のマクドナルドでさえも何としても客数を増加させる使命をもっているんですね。


*今回のマクドナルドの挑戦
今回の無料コーヒー配布で前回と違う試みの部分は、時間帯の変更です。

***前回の配布時間 8時〜9時
***今回の配布時間 18時〜19時

10時間違いますよね。この時間の違いはなんでしょうか?

*マクドナルドの中の環境変化
***午前中のモーニングメニューの時間帯
***午後の通常メニューの時間帯
100円マックもありますが、基本的には朝メニューよりも通常メニューの単価のほうが高いですよね。

*顧客の環境変化
社会人の顧客層
***出勤前・登校前
***出勤後・下校後

学生の顧客層
***夏休み中
***2学期開始時期

学生の顧客が純増しそうですよね。

それでは時間帯別で人はどう動いているのか?を確認してみましょう。

*午前中と午後の顧客行動の違い

2005年に実施されたNHK放送文化研究所の調査によると
2005年 国民生活時間調査報告書

調査期間:2005年10月11日(火)〜24日(月)の間に2日ずつ7回に分けて調査を行った
調査相手:全国10歳以上の国民12,600人(1800人×7日)(層化無作為2段抽出方法による)
調査方法:配付回収法
調査内容:調査対象日(2日間)の午前0時から午後12時までの生活行動と在宅状況を「時刻目盛り日記式(15分きざみ)」調査票に記入してもらう。
有効数(率):7,718人(61.3%)

出勤の時間帯のピークは以下の時間帯
6:30-7:00 4.1%
7:00-7:30 8.2%
7:30-8:00 12.3%
***8:00-8:30 11.1%
***8:30-9:00 7.2%

通学の時間帯のピークは以下の時間帯
7:00-7:30 2.0%
7:30-8:00 4.4%
***8:00-8:30 3.6%
***8:30-9:00 1.3%

通勤・通学の時間帯のピークタイムよりも30分ずれた集客だったんですね。

一方で退勤と下校に時間帯のピークは?

退勤の時間帯のピークは以下の時間帯
17:00-17:30 5.2%
17:30-18:00 5.9%
***18:00-18:30 6.1%
***18:30-19:00 5.2%
19:00-19:30 4.5%
19:30-20:00 3.7%

下校の時間帯のピークは以下の時間帯
16:00-16:30 1.5%
16:30-17:00 1.6%
17:00-17:30 1.3%
17:30-18:00 1.3%
***18:00-18:30 1.2%

今回は退勤のピークタイムにぴったり合ってきます。同時に2学期がはじまった中高生の下校ピークタイムにもかかります。中高生がコーヒー飲むかは別としてですが・・・。


さて、食事の時間帯のピークタイムはどうでしょうか?

午前の時間帯
6:30-7:00 13.4%
7:00-7:30 21.9%
7:30-8:00 15.9%
***8:00-8:30 10.9%
***8:30-9:00 5.4%

午後の時間帯
***18:00-18:30 15.7%
***18:30-19:00 21.1%
19:00-19:30 27.0%
19:30-20:00 20.5%
20:00-20:30 13.6%

午前の食事のピークタイムと前回の施策はずれがありました。食後のコーヒーの提供といったところでしょうか?今回の無料配布時間帯はピークタイムよりも少し前ですが、午前中に配布したときよりもご飯を食べる人が多い時間帯での配布となっていますね。

*総括

前回の施策
通勤・通学のピークの時間帯に対して半分かかっていた。
食事の時間帯のピークにはかかっていなかった。
***→出社直前のコーヒーだけのお客さまも多かったのではないか?

今回の施策
退勤の時間帯のピークタイムとかぶる
下校の時間のサブプライムタイムとかぶる(効果のほどは怪しいですが)
食事の時間帯のピークタイムとかぶる
***→コーヒーを軸にして単品商品の販売もしくはセット商品の販売が可能となり、前回の集客効果の倍とまでいかなくても1.5倍程度の集客は望めるのではないでしょうか?(オフィス立地や駅前立地での影響が高いと思われますよ)

時間帯に合わせたマーケティングはネット通販の業界でも、モバイル通販を活用すればお客様の行動様式を読んだアプローチが出来るはずです。マクドナルドを見習って、時間帯マーケティングをしてみませんか?

さて、金曜日から楽しみですね。

■追記
このタイミングでビックマックが200円に!やはりただで配るだけでなく多少なりとも売上を上げそうですね!

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