(保険会社によっては3大疾病保険とも言う)とは、
「がん・心筋梗塞・脳卒中」で療養となった場合、保険金が満額支給される
というものですが、上記3大疾病に掛からなくても、死亡保障が付きますので、
通常の生命保険に+α(生前給付)が付くという理解が正しいでしょう。
ただ、同じ「特定疾病保障保険」でも
「定期保険(期間限定)」「終身保険(無期限)」の2つがあります。
どちらかと言えば、後者、「特定疾病終身保険」がいいでしょう。
また、特定疾病保障保険の評判が上がらない理由として、
1.「がん」ならともかく、「心筋梗塞」・「脳卒中」は、60日待機期間が前提
となっており、実際はあまり役に立たないのではないか?
2.通常の終身保険に比べると解約返戻率がやや劣る
3.推奨する保険会社が少ない
というものが挙げられます。
しかし、
「がん診断給付金付終身保険」と割り切って考えれば、それなりに有効
な商品だと思われます。
ガンと診断されてショックな時に
「先に一時金が給付されること」は、勇気を与えてくれます。
また、この「特定疾病終身保険」なら、将来、がんなど特定疾病にかからなくても、
払い込んだ掛け金の累計額を上回る金額が、いつか必ず保険金として家族に入金される・・
つまり、払ってきた掛金全額が、家族の資産になる
という設計が十分可能ということを知っておいて下さい。