ホワイトニングの時の熱は歯に悪い? - 歯のホワイトニング - 専門家プロファイル

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ホワイトニングの時の熱は歯に悪い?

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ホワイトニング コラム
こんにちは。ティースアートのDr.TSUBAKIです。

オフィスホワイトニングは、歯にホワイトニング剤を塗って、そこに光やレーザーを当てて白くする方法です。機械によっては、光を当てることによって熱が出るものがあります。この熱が歯に悪い、と書いてあるサイトがありますが、これは本当なのでしょうか。

この熱ですが、光が強いものだとお口の中に到達した温度が50度近くになるものもあります。実は歯の神経は5.5度以上上昇すると炎症を起こすことがわかっています。つまりこのまま歯に熱を加えてしまうと、歯髄炎になってしまうわけです。

しかし発熱する機械でも歯髄炎にはなりません。なぜでしょうか。それはホワイトニングの時に、ホワイトニング剤を1〜2mmの厚みで塗ります。これによって、ホワイトニング剤の温度は上昇しても、歯にまでは熱が届かないことが分かっています。アメリカの有名な研究機関であるCRA(Clinical Research Associates)の研究結果では、ライトの温度が50度だったのに、歯面の温度は37度に満たなかったことが確認されています。もしホワイトニング剤を塗らないで、熱が出る光を照射して歯にダイレクトに熱が届いてしまったら、歯髄炎になってしまうでしょう。

ホワイトニング中に歯が沁みることがありますが、これは熱が原因ではなく、お薬の濃度と時間に関係しています。逆に熱はホワイトニングの効果を促進することも確認されており、全く熱が出ない機械は、それだけ効果も弱くなります。

ティースアートではすでに10万人以上の方にホワイトニングを行っていますが、ライトの熱を含めて、ホワイトニングをして歯の神経が死んでしまったことはありません。

 ホワイトニングの安全性

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(東京都 / 歯科医師)
ティースアート ティースアート代表

米国の最先端ホワイトニングを日々研究、提供しています

日本で最初のホワイトニングサロンを銀座にオープンさせて以来、講演活動などを通して国内のホワイトニングを牽引しています。常に新しい技術を習得することを心がけており、年2回アメリカの審美学会に出席、日本人の歯を白くすることに貢献しています。

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