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小坂 淳
株式会社環 
東京都
ウェブ解析士マスター

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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ファンサービス


環の小坂です。

先日東京ドームに日本ハムVSオリックスの試合を観戦に行ってきました。
仕事のあとだったので、スタジアムに付いた時点でもう5回で
しかも大差で我が日本ハムが負けていたので、
がっかりでしたが、久々に東京ドームで日本ハム戦観戦です。

野球の試合で5回や7回などイニングの変わり目や
試合開始前に色々なパフォーマンスがあります。

チアリーダーやマスコットたちがメインですが、
場所によってはスタッフも加わります。

日本ハムの場合、5回終了時に「YMCA」があります。
5回終了というのは塁の周辺をトンボで慣らしたりするので、
そこで時間がかかるため、そのタイミングでというのもあるでしょう。

最初はマスコットやチヤリーダー、ボールボーイなどが踊っているのですが、
最後のサビの方になるとそれまでトンボでならしていた人達も
「参戦」します。

この間の試合では一塁をならしていた人がすごく「ハイテンション」な
パフォーマンスを見せていました。
激しく動き、他の人とは違う動きで、一塁側内野席以外の外野席や反対側でも
歓声をあびています。

エンターテイナーですね。

二軍の試合を観に行くと球団職員の人たちがスタンドで盛り上げ役としてがんばっています。
また、少し話がそれますが、二軍ではアンパイアも二人(主審と二塁だけ)でボールボーイなどもいないので、
ファールボールはコーチが取りに行ったり、審判に控えの選手がボールを渡しに行ったりします。

他のチームでは西武なんかだとサラリーマンナイターの時に元選手の高木大成さん(私と大学同期です)が
ノックをして盛り上げたりもしているみたいです。

ファンサービスは誰がするのか


ファンサービスというのは選手がするものというのは当然ですが、
選手以外の人もそれぞれの仕事の合間にその本来の役割を超えてやることが
あります。
また、「感動を与える」という意味では観客に参加してもらう取り組みもあります。
サッカーの日本代表だと、選手入場時のフラッグを持つ人を試合前に募集します。
(スタンドでパフォーマンスを競って)
また、「関心を高める」という取り組みもあります。
ラグビーの早慶戦の前にはルールの説明が高校ラグビー部なども参加して行われています。

我々の仕事もそうですが、「ファンサービス」を「顧客サービス」と置き換えると、
重要なことに気づきます。

それぞれの社員が自分の仕事の中やそれを越えたところで
やれることをやるということと
常にファン(顧客)の目を意識してうごくという重要なことに気づきます。

5回終了後のトンボならしの時間というのは少し長いので、
観客は退屈になりがちですが、そこを盛り上げて忘れさすということは
マイナスとプラスの違いがあります。

ウェブサイトもユーザが来ているわけなので、
楽しみをどれだけ提供できるのか。
ウェブサイトを見ている時間を「仕方がなく」ではなく
「楽しく」過ごしてもらうにはどうすればいいのか、
サイト作りには重要なポイントではないかと思います。