- 青田 勝秀
- 大国屋ビジネスコンサルティング株式会社
- Webプロデューサー
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
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2:6:2の法則
2003年の日本動物行動学会で、北海道大学院農学研究科の長谷川英祐助手がアリの組織について発表した。それにによると30匹の3つの(集団)を調査した結果、勤勉に働くのが2割、全く仕事をしないのが2割、6割は普通に働くという割合だったというものである。その勤勉な2割のアリを別の場所に隔離したら、働かないアリが働くようになるかというと、「働かない」。「働かない」アリを今度は隔離したら、食い扶持が減るので勤勉なアリの仕事量が純粋に減少するということであった。
これを無理に組織に当てはめると・・・。
経営学や組織論などはこういったメタファーが大好物である。経営のシーンに当てはめて考えてみると。
働かない2割の従業員を解雇すると組織は純粋に効率化されると言い出すと思う。
人件費がカットされて利益が増えると言い出すと思う。。
しかしながら、これは短絡的で危ない思想である。働かないアリの本当の存在意義がわからないのにこういったことを経営のシーンに当てはめないように喚起したい。
重要だと思うのがこの働かないアリが本当は何をしているのかである。
1.外的環境の情報収集している
2.有事に備えている
3.勤勉なアリと普通のアリの調整
本当に働かないアリは組織の中で生きていけないはずである。意外とこの働いていないアリが重要な役割をして組織を存続させているのかもしれない。
とは言え未だに詳細は解明されていないと思うが、こういった断片的な情報や私のような推論を元に会社組織やチームなどを説明しようとすることは非常に危険なのでやめましょうね。
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