AIG傘下で、売却交渉中のAIGエジソン生命とAIGスター生命が、新商品の開発や営業態勢の強化で独立路線を強めているとの話しが聞こえてきます。皆さんも感じておられるかと思いますが、何度も売却の話しが出ては消えるという不安な状況の為に、営業員の士気にも影響を与える結果となり、新規契約の低迷も続いているのが現状です。まっ、士気が落ちてる事だけが低迷の原因では無いと思いますが。。。
ただ、現状のままAIGの「看板」を付けていては売りにくいと言うのが営業現場の素直な意見でしょうしね。実際、エジソン生命ではカレンダーもAIGの名前を外し「エジソン生命」で行く様子ですし、ホームページ上の表記を通称の「エジソン生命」にし、社員の名刺やパンフレットからも順次、「AIG」のロゴを外しているのが現状です。又、AIGスター生命も、ホームページ上の表記を登記簿上の「エイアイジー・スター生命保険」とカタカナ表記に戻しましたしね。
実際、発表されている数字上、両社の経営は健全だったにもかかわらず、AIG危機で2008年度の個人向け新契約高はAIGエジソン生命が前年同期比19.3%減、AIGスター生命が同14.3%減になりました。それに合わせ保険の解約も増加しています。
最終的には、どうなるのかはまだ分かりませんが、以前から言われてますプルデンシャルへの一括売却が実現すれば、ジブラルタ生命との3社統合に因る巨大生保が誕生する可能性もあります。
ただ、社員もそうですが、1番大切なのは契約をされているお客様の為にも、1日も早く安心できる先への事業譲渡を期待したいものです。
このコラムの執筆専門家
- 植森 宏昌
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
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