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村田 英幸
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閲覧数順 2016年12月07日更新

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大学特許の承継・非承継判断

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産官学連携 特許マーケティング
大学の先生がした発明については、通常、大学の知財本部かTLOがその発明を大学で承継するかどうかについて判断をする。

その判断はバイオであれば、製薬企業で30年くらい実務をやってきた人が専門的な見地から的確な判断を下す場合もあれば、修士卒とか畑違いの電気、機械関係の人が判断を下すこともある。バイオの出願について、電気、機械関係の人が主体になって判断を下した場合、必ずしも専門的に見れば正しくない論理で判断されるケースも無いとは言えない。

さらに、全ての大学の知財担当者がレベルが高いわけではない。企業知財部で35年くらいやっている知財プロパーもいれば、NEDOフェローのようにやる気はあるが経験が不足していることもあるだろう。

また、普通の水準の担当者であっても、その世界のプロ中のプロから見れば、実は大きなマーケットがある発明なのだが、普通レベルの担当者ではそれに気づけない場合もあるだろう。

そういう場合には私のようなバイオの世界で20年以上研究に携わり、研究者としてもある程度の実績を持ち、企業でもマーケティングや経営戦略を学んだ人間が見れば、見方が異なる場合もある。

つまり、大学が非承継と決定した場合でも、マーケットがある場合はあるし、人によってはそれが見える場合もある。いわゆる目利きという人材である。

私の場合は、前の大学では年間最大2000万円以上の知財収入をあげてきた。それは自分がその大学のバイオ関係の全体をすべて見ていたからである。

しかし、今は全てのバイオ案件の判断ができるわけではない。自分が承継すべきと思う案件でも非承継の判断がされるケースも少なくない。

おそらく他の大学でもそういうケースもありうるのではないかと思われる。

大学で非承継になった場合で、大学の先生が出願を希望される場合は私が見て出願すべきと判断したものは引き受けてもいいと考えている。それは私が20年以上の研究者としての経験と7年余りの会社知財部、大学知財本部、TLOの経験を総合して見た場合にのみ見えるものがあるからだ。

本当に素晴らしいものが非承継になっている場合はディスカウントしてもよいと思っている。私が見て、ライセンス確実、と思えるものであれば、場合によっては成功報酬制で請け負うこともありうる。

もし非承継の判断に不服がある場合は遠慮なく相談してほしい。

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