記憶するということ - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

本橋 信次
エフアンドエムネット株式会社 代表取締役社長
ITコンサルタント

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閲覧数順 2016年12月04日更新

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記憶するということ

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eラーニング
今回は記憶についてお話しします。

暗記することが得意な人もいれば苦手な人もいますね。
私は苦手な方で、学生のころから覚えることの多い科目は苦労したものです。
楽に暗記できる方法はないかと考えたものですが、まさかコンピュータのように記憶素子をを頭の中に埋め込むなどという映画のようなこともできず、努力を積み重ねるしかないというのが現実です。

ただ、同じ努力をするにしても効率のいい努力のし方というもはあると思います。

例えば、「忘却曲線理論」というものがあります。

忘却曲線理論


今から100年ほど前にドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスという人が唱えたものです。

人間は一度覚えたものも時間が経てば忘れるものです。
しかし、時間が経っても忘れない(覚えている)ものもあります。
この時間の経過に伴って覚えている量を調べたところ、1時間後で44%に減りますが、1日後に26%、1週間後でも23%が残っているというものです。
これを利用して完全に覚えてしまうのがこの理論です。

手順としてはこうです
1 とにかく一度覚える
2 数日後、覚えている量が25%程度になっていますので、そこで忘れられた75%を覚え直します。
3 さらに数日後、元々覚えていた25%部分はほぼそのまま残っていて、新しく覚え直した75%部分の25%が残っています。
 これで記憶された量は 25%+19%(75%の25%)=44%
 ここで忘れられている56%(100%−44%)を覚え直します。
4 またさらに数日後、覚え直した56%の25%が覚えられていますので、25%+19%+14%=58%

これを繰り返すことで時間が経っても忘れない記憶がどんどん増えていき、5回もやれば覚え直す対象が少なくなっているので、完全に覚えてしまうことができるということです。

覚えた後すぐに覚え直すではなく、数日経って忘れるべきものが忘れられてから覚え直すというのが重要ポイントです。

この仕組みを利用した教育システムやeラーニングシステムもあるようです。
数日後に一度やったことの復習を促す仕組みが多いようですが、はたしてその効果はどうでしょうか。