自分の頭では正しいと思っていても、それが果たして本当に「最善の決断」なのか分からない、
自信がない、ということは私にもよくあります。
そんな時は、
「こんな時、あの人だったらどうするだろう?」
と考えてみると、良い方向に進むことが多いです。
この場合の、「あの人」というが所謂「メンター」という存在ですね。
メンターとは?
ピアノの先生には聞きなれない言葉ですが、メンターというのは、
「優れた指導者。助言者。恩師や顧問、信頼のおける相談相手のこと。ギリシア神話の中の、トロイ戦争の場面で現れる、優れた指導者の名前『メントール(Mentor)』が語源」
という意味の言葉です。
つまり、何か自分に「指針を与えてくれる人」「指導・助言を与えてくれる人」のことを指します。
自分にとって、誰がメンターか?
きっと誰にでも、メンターの存在があると思います。
「何かあったら、この方に相談すればきっと解決に導いてくれる」
「私の進む道を、指し示してくれる」
メンターは、これまでの経験と知識を踏まえた上で、その人に最善と思われる助言をしてくれます。
そんな「人生の指導者」ともいうべき人の存在は、自分を大きく高めてくれます。
また、メンターの存在を「意識して生きる」ということも、自分の生き方に
大きな指針を与えてくれるものです。
常にメンターを意識する
冒頭でも述べましたが、普段の生活でもこの「メンター」の存在を意識することで、
その「メンター」という人間性に近づくことができます。
「この場面で、あの人ならどんな考え方をするだろう?」
「きっとあの人なら、こういう言い方をするだろう」
そんなことを考えるだけで、直接助言をもらうわけではありませんが、
「自分で自分を戒めることができる」
「常に謙虚さを忘れない」
というような効果があります。
4人のメンターを心に持つ
私の場合は、いつも4人ほどの「メンター」の存在を意識して生きています。
音楽の方向性を指し示してくれるメンター
人生の方向性を指し示してくれるメンター
ビジネスの方向性を指し示してくれるメンター
人間性の方向性を指し示してくれるメンター
それぞれ、私にとって素晴らしい「指導者」であり、「恩師」です。
この4人のメンターは、私が生きていく上で、常に「心の支え」になっていることは、
間違いありません。
ぶれない生き方のためには、メンターを持つことが大切ですね。
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