サヴァン症候群は、特定の分野に突出して天才的な才能を発揮するものですが、そのなかに「動物の言葉がわかる」才能があるらしいのです。
『動物感覚 アニマル・マインドを読み解く』の著者、テンプル・グランディンは、自閉症でしたが、子供の頃からウマや犬などの動物とつきあい、その深い感受性は第三者から見ると、まさに動物と話せるという表現が当てはまるほどで、驚くほどのものだったようです。
著書では、テンプルが、それまでの動物たちとつき合ってきた人生を、ほとんど動物たちの目線で書き綴ったものになっています。
私もネコを飼っていて、彼女の考えていることを言葉にして妻に話して聞かせています。妻には、「妄想」のひと言で片付けられてしまいますが、ほんとうは私にもテンプルのような才能があるのかもしれません。
吉川祐介 Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア