- 株式会社くらしと家計のサポートセンター
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
1回目はこちらより
定年前後のあなたにとって、何が一番不安でしょうか?
「年金はどのくらいもらえるのだろうか?」「その年金で暮らしていけるのだろうか?」「もし足りないとしたら、何歳まで働けばいいのだろうか?」など、やはり一番の不安は、定年後のお金のことでしょう。
その漠然としたセカンドライフへの不安を解消するためには、定年後の収入や支出を把握した上で、セカンドライフのマネープランを考えることが必要です。
定年後、あなたの収入はどんなものがありますか?真っ先に思いつくのは、公的年金や退職金ですね。また、会社独自の企業年金をもらえる人や、個人年金に入っている人もいることでしょう。何歳からいくらもらえますか?
公的年金は社会保険庁にといあわせてみましょう。インターネットでも簡単に申し込むことができます。その際必要なのは「基礎年金番号」です。在職中で年金手帳を会社に預けている場合は、会社に申し出て基礎年金番号を教えてもらいましょう。
また、会社によっては1000万円、2000万円を超える額を退職金として受け取る方も少なくないでしょう。そうなると気になるのが税金ですね。しかし退職金は勤続年数によって退職所得控除があり、38年勤続の場合で2060万円までは税金がかかりません。
公的年金、退職金、企業年金、個人年金などの額を調べ、それがわかったら、セカンドライフの収入の全体像を確認する意味で、「収入見込み表」を作成してみましょう。
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