1.現預金の効用(3) (返済と運用) - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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1.現預金の効用(3) (返済と運用)

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資産運用の原則 現金・預貯金の大切さ
生活費分と1年間の支払は確保した後、余裕資金の投資先ですが、まずクレジットや住宅ローンの借入がある方は返済をお勧めしています。たまに、借入金返済と投資での運用のどちらが良いかのご質問があります。私は躊躇わずに返済をお勧めしています。

どのような投資でもリスクが付物です。ということは将来の利益は保証されません。明日の損か得かは全くの不確実の闇の中です。それに対し返済は借入金の利率で確実に運用できる投資と考えられます。
まず、クレジットなどの借入金利は7%以上、通常は10%を超えます。これを超える収益率を上げるには、極めて高いリスクを取る必要があります。従って損失をこうむる確率も高いことになります。

住宅ローンは、元利均等払いの場合、当初は元金返済よりも利息分の締める割合が大きいので、早い時期の「繰上返済」は極めて有利です。例えば来月繰上返済する場合、当月の回数から[借入額―返済額で得られた、数値に値する回数までの利息分が運用益と考えるこことができます。[支払わなくなる利息÷返済金額=資産の運用利率]です。従って早ければ早いほどお得です。