社会現象として「独居老人」についてはよく知られていますが、最近は不動産の賃貸契約基準の緩和や''バリアフリーリフォーム''などの普及により、''障害をお持ちの方の一人暮らし''が増えつつあると感じています。
これはバリアフリー設備が整っただけではなく、住宅設備機器もユニバーサルデザイン化に進んだおかげとも言えます。
私自身も「家電芸人」ならぬ「家電建築家」と言われるくらい、まずは自分で使用してよいと思ったものを住宅設計に組み込んでお客様にアプローチすることもあります。
ですから、キッチンにビルトインされている食器洗い乾燥機もメンテや機能性、排水の問題などを踏まえ、あえてセパレートタイプをお勧めする場合もあります。
一人暮らしされる障害をお持ちの方にとって、家電はライフラインになりますので慎重な選択が必要になります。
夜、照明の電球が切れたなど車いす使用者にとっては重大な危機になるので、寿命が長いLED照明などは今後のキーワードとなりそうです。
こちらのブログは毎日更新しています
過去ログもぜひご覧ください
介護福祉建築家のブログ:http://ameblo.jp/yasuragi-kaigo/
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
048-935-4350
「ライフスタイル論」のコラム
Yahoo!知恵袋 回答バックアップ(2023/10/16 22:10)
子供部屋の設計・デザインに困ったら・・(2022/02/13 00:02)
100年住宅と100年時代の人生戦略(2017/12/18 12:12)
先週はスウェーデン大使館へ(2017/12/11 13:12)
スマートハウスとAIスピーカー(2017/12/04 18:12)