できない理由より「どうしたらできるか?」を考える - 対人力・コミュニケーションスキル - 専門家プロファイル

宮本 ゆかり
マイウェイネットワーク 
ビジネススキル講師

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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できない理由より「どうしたらできるか?」を考える

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夢を実現する力 うまくいく人の本質を学ぶ
我が社では数年前より、経営コンサルタントの先生を顧問に招いてアドバイスをいただいています。
その先生は株式会社ハイネットコンサルティング・代表取締役・角田識之氏といい、個人としては日本でトップのコンサルタントフィーを獲得している方でもあります。

角田先生は、一見、難しそうな問題に対して、諦めたり、できない理由を挙げるのではなく、常に「どうしたらできるか?」という発想と自信をもって当たっておられます。

そのような自信と発想を持てるようになるには、常に「小さな成功体験を積み重ねていく」ことが大切なのですが、角田先生の最初の成功体験は、高校時代にありました。

(以下、著書より抜粋)
  ↓↓

●コイツなら金をはらいたいと思わせる存在になる

自信の背景になったのは高校時代の体験である。
映画大好きの私はそのころ、映画を高校3年間で千本見ると心に誓っていたのだが、小遣いが少ないからそういつもいつも映画館にはいけない。
そこでどうにかタダで見られる方法はないかと考えてみると、方法がすぐに2つは浮かんだ。
一つは映画評論家になることである。評論家ならタダで見られる(だろうと考えた)。
もう一つは新聞などのマスコミ記者になること。

しかしいずれもまだ高校生の自分には難しい。
そこで第三の手として、組織のトップなら映画館にはフリーパスで入れるだろうと考えた。
さっそく私は市内の各高校の映画部や映画同好会をネットワークして「松山市高校映画連盟」という組織を結成、その会長に就任してあちこちの映画館に挨拶状を配った。
意図や実態はどうであれ、組織という形や実績を示せば人の見方も変わる。
思惑は見事に功を奏し、「君が会長かね」ということで映画館主や支配人と親しくなり、以後私はどの映画館でも出入り自由となった。
そのとき私は「コイツにこうしてやりたい」と思わせる存在になれば、相手は自分が望むことを、頼まなくてもしてくれると悟ったのである。
  ↑↑
(ここまで)

凡人なら、すぐに諦めてしまうところを、「成果を出す人」というのは、「絶対に成し遂げたい願望がある」→「わずかな可能性を見出して方法を考える」→「ひたすら継続して行動する」→「成果」
というふうになるわけです。

限界ギリギリまで考え抜いて、遣り抜いたところにこそ、道が開けるということでしょう。
その域まで達する以前に諦めてしまう人には「負けぐせ」がついています。
当然、自信など生まれません。
自信を持ち、更により高い次元の自信に成長させるためにも、目の前の課題に命がけで取り組み、小さな成功体験を積むことです。