同じ釜の飯 - クリエイティブ制作全般 - 専門家プロファイル

東 美恵子
有限会社リンゴ 
リサーチャー

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対象:クリエイティブ制作

赤坂 卓哉
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閲覧数順 2016年12月10日更新

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「食」をテーマとするグループインタビューのモデレートは、たぶん千グループ以上
行ってきた。食卓にみる「家族」の変化は様々にあるが、ここ15年ほどますます
進行しているスタイルに「個食化」がある。

帰宅の遅い父親不在の夕食、塾通いで夕飯までお弁当の小中学生、そして
高校生以上ともなれば友人との付き合い優先で、平日は家族バラバラの食卓と
なる。そんな家族の事情の中では、お互いコミュニケーションをとるのが難しい
時代だ。

それでも、週末の夕食ぐらいは皆で一緒に食べようや…ということで、共に食卓を
囲んで、家族の絆を意識して取り戻そうとする努力もみられる。。。

ところが!
SNSなどで見る自宅の夕食画像のアップをみると、大皿での取り分け料理は
極めて少なく、各自一人一人の器に盛ったメニューのなんと多いこと!

確かにおしゃれできれいだが、いわゆる「カフェ飯」スタイルのメニューは、
家庭のお惣菜としては何とも整い過ぎていて、何だか温かみに欠けるなあと
思うのは私だけだろうか。

「同じ釜の飯を食う」というのは、お互いをよく知り、円滑なコミュニケーション
をとるための手段として、人間関係を築くため、昔から様々な場面で活用されて
きた。しかし、家庭の食卓はもはや、同じ皿に盛られたおかずをお互いの箸で
つつきあいながら食べるという従来のスタイルは好まれないようだ。

家族の関係性が希薄になり、個人主義的な傾向が強まっていると指摘する声も
聞くが、確かに食卓で同じ空間を共有していても、食べる皿を共有しない家族は、
お互いの体温を感じる力が弱まってきてしまったといえるのかもしれない。
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