先日の簡易保険の不払いや、決算対策の為に保険金支払いを先送りしたとの疑いを株主総会で指摘された日本興亜損保と言いある意味メチャクチャですよね?
又、今回は三井生命が契約者の手術時に支払う保険金で本来の金額を大幅に上回る金額を説明書に誤って記載していました。三井生命側の発表は誤表記ですが契約者の立場で考えれば「加入さしたい為の不正?」とか「態と過大に記載し契約を推進したの?」と思われても仕方ないですよね?まっ、実際はどうかわかりませんが。
記載ミスがあったのは1995年度に販売した定期保険付き終身保険「大樹ニューTOP」の特約部分で子宮筋腫で手術を受けた場合の給付額を、入院給付日額の「一律20倍」とすべきところ、「最高で40倍」と表示しました。今回の不備に気付くまでの間に手術を受けた人には本来の保険金を払っているとの事ですが、自社の誤った金額に合わせ総額1億2000万円の保険金を追加で支払う予定との事。仕方ないでしょうね?それを信じて加入した方が大半でしょうからね。
しかし、これは給付金を支払う部門や設計書類を作成するソフトを管理してる本社部門も悪いですが、私から言わせれば1番悪いのは「お客様を担当してる営業員」でしょうね。自分で契約手続きをし、アフターフォローまでして親身にお客様対応をしてれば給付金の支払い時に気付きますからね。
当社の社員では有り得ない事です。
やはり問題なのは保険業界の採用姿勢ですかね?人生で大切な保険を扱う仕事をアルバイト程度に考えて採用したり、取り敢えず人さえ増やせば契約が増えるから増員しろと命じる会社にも問題ありますし、それにバイト感覚で応募する方々にも問題ありますね。結局、バイト感覚の為、責任感も無く、すぐに辞めるから担当者の居ない契約だらけになるんですしね。
1番の被害者は「お客様」ですねよね。ただ、バイト感覚のすぐ辞めるそういう担当者から「契約足りないから取り敢えず加入して」と言われ付き合いで加入したのも「お客様」ですから自己責任も多少あると言えますね。
ご自身や大切な家族の将来を託す保険です。一歩間違えば遺された家族は路頭に迷います。保険は付き合いで加入するものではありません。しっかりと真剣にご家族の為に考え加入する事をお薦め致します。併せて言うならば。最後まで辞めずに責任を持って対応してくれる営業員さんから加入される事をお薦め致します。ご自身やご家族の為ですからね。
このコラムの執筆専門家
- 植森 宏昌
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
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将来のリスク対策やライフプランの実現に向けて、保険・投資・資産運用に関する知識や解決策をご提供すると共に、お客様に最適な商品をトータルにプランニング。お客様との信頼・信用を大切に、利害や損得を超えた末永いお付き合いをモットーとしております。
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