昨日からの続き、ずらす方法について。
今日は顧客について考えてみます。
これは昨日まで触れていた流通場所と似ています。
今まで相手にしていなかった顧客に商品を提示することで
買ってもらえる可能性があります。
例えば昨今の少子高齢化の進行により、一人の子供には
三つ・四つ、いやいや五つの財布がといった具合により大きな
資金源が用意されるようになりました。
それまでは子供の親に提示していた情報を、孫を持つシルバー
世代などに提示するようになったそうです。
祖父母が集まるような場所に子供用のおもちゃ情報を提示するという
手法を取るケースが出ています。
個人投資家が増大したことで税理士やアナリストといったそれまで
一般の人には関係ないと思われていた専門職が事業のチャンスを
見出すことが出来るようにもなりました。
多重債務問題をきっかけに司法書士が活躍の場を見つけたように、
経済情勢の変化を上手く利用すれば新しい商機は作れるのです。
この項、明日に続く。
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このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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