パソコンを走らせ、図示して創造する - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

小坂 淳
株式会社環 
東京都
ウェブ解析士マスター

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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パソコンを走らせ、図示して創造する

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徒然

パソコンを走らせ、図示して創造する



環の小坂です。

サッカーでよく言われる言葉に「ボールを走らせる」ということがあります。
人がいくら走っても疲れますし、ボールを前に運べなければ点は入りません。
ボールに使われるのではなく、ボールを走らせ、
人はその担い手としてうまく動くということです。

また、「イメージ」ということもよく言います。
闇雲にパスしたりドリブルするのではなく、ゴールまでの導線をイメージし、
チームで一体化して動くということです。

ビジネスにも通じることがあります。

PCスキルは義務に近い。



仕事が遅い人によく見られる傾向ですが、
「パソコンに使われる」人がいます。
PCは使うべきものであり、使われてはいけません。

・計算・検索などは人がやるのではなく、PCにやらせる。
・インターネットはうまく活用し、戸惑わない。
・ブラインドタッチは当然。タイピングは早く行う。
・ショートカットキーをうまく活用する。
 (仕事が出来る人は極力マウスを使わないようにする。
  マウスに手を動かす時間も無駄)
といった基本的なところのスキルや考え方だけで、
仕事のスピードは倍以上変わってきます。

また、
・意味もなくいきなりパワーポイントを使い始める。
・毎回同じようなことを一から繰り返す。
という悪癖を持つ人もいます。

・まずはきちんと考えてからパワーポイントでまとめる。
 (パワーポイントはツールの一つであり、それだけで考える必要はない。)
・よくやるものはテンプレート化したりしてうまく活用する。
ということが大事です。

PCの特性を活かす。



そしてPCの特性をうまく活かすことも大事です。
・色々な数字・統計を様々な図・グラフにして視覚的に考える。
・相関関係を分析する。
などは人の頭では難しくても、PCで行えばすごく簡単なことです。

PCの基礎能力を高め、PCの特性をうまく活用する。
これはビジネスマンの基本ですが、
一般的に他人から見えにくいので評価もされにくいですし、
自身では気付きにくいところでもあります。

人の真似をしたり、工夫することが大切ですが、
・何故自分は仕事が遅いんだろう
・何故自分はいつも帰るのが遅いんだろう
という人はPCスキルを見直すだけで大幅に改善することがあります。

一石三鳥を狙う。



不景気もあり、人が減り、昔のように同じような仕事だけを行っていればいい
時代ではないので、複数の違う業務を同時に平行して行うのは当たり前。
一石三鳥、一石四鳥を狙って仕事をしながら、
「仮にタスクが増えても勤務時間は増えない」工夫が求められるのかなと思います。

私も図示が苦手でそこらへんが課題ですが、
タスクが増えても勤務時間は増えないようにはしていて、
かえって他の人がやっていたことを自分のタスクに足したほうが
早くなる(短くなる)こともあります。
(会社全体ではコストダウンにつながる)

その空いた時間を創造に使うことでより大きな仕事が出来るようにもなります。