- 青田 勝秀
- 大国屋ビジネスコンサルティング株式会社
- Webプロデューサー
対象:ITコンサルティング
良い仮説をつくるためには十分なデータがないとできません。そのときにデータをどう見るかで、斬新な仮説を組み立てることができます。データの量がどんなに多くてもものの考え方やものの見方がズレていると的外れな仮説を組み立てることになります。
今回はデータの見方について記載したいと思います。コンセプトを組み立てたり、商品の売りのポイントを明確にしたりするときに一度この考え方を見ていただき、役立てていただければ幸いです。
比較を行う考え方
物事を考える上で何通りかの比較を行う考え方があります。
1.時間
一定の期間の活動と過去の一定の期間の活動を比較する
昨年と比較する
先月と比較する
先週と比較する
2.空間
場所を比較する
地域を比較する
ネット・電話・FAX・店舗などを比較する
3.量
量が多いか少ないか?
頻度が高いか低いか?
4.流れ
業務の流れ
流通経路の流れ
顧客の流れ
などのように動作がチェーンのように紐づいて連動して動く流れを比較して検討しましょう。
5.整理
データが重複するところがないか比較して検討しましょう。
ものすごく抽象的な表現ですが、具体的な表現をすれべするほどバイアスを与えてしまうので、あえて抽象的な表現を用いました。皆さんが置かれた立場にあわせて、これらの考え方を使ってみてください。
って言ってもすごく抽象的な文章でしたので、次回はわかりやすい内容を書きます。次回は商品ページの強み理解する方法を具体的に書いてみます。