- 平 仁
- ABC税理士法人 税理士
- 東京都
- 税理士
対象:会計・経理
昨日11日、WHOは警戒レベルを最高レベルのフェーズ6に引き上げ、
パンデミックを宣言した。
我が国でも一向に感染者の緩やかな拡大を続けており、まだ警戒をとく
段階にまで来ていないのが実情であろう。
12日2時3分時事通信社ネット記事はこう報じた。
世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は11日、
メキシコ、米国をはじめ北半球を中心に続いてきた新型インフルエンザの
人から人への感染拡大が、オーストラリアなど南半球でも確認されたとして、
警戒レベルを最高水準の「フェーズ6」に引き上げ、世界的な大流行
(パンデミック)の発生を宣言した。
WHOはこの日、各国の専門家で構成する緊急委員会を開催。
同委での討議結果を踏まえて判断した。
パンデミックの発生は「香港風邪」以来41年ぶり。
チャン事務局長は同日の記者会見で、フェーズ6に引き上げたとはいえ
「現状の深刻度は(高中低の)中程度だ」と述べて、平静を保つよう要請した。
また、今回の引き上げは、国境の封鎖や旅行など人の移動の制限を求める
ものではないと強調した。
WHOは事務局長の記者会見を前に、各国政府に対し警戒レベル引き上げを通知した。
新型インフルエンザに対するワクチンの開発が急がれるところであるが、
世界の趨勢と我が国の動向を同じと見てはいけないだろう。
今回については新型であるために予防が難しい部分があったが、
我が国では、季節性インフルエンザに対する予防接種が進んでおり、
マスクによる予防、感染拡大防止を含めて、諸外国よりも進んでいると
言える状況があるからだ。
WHOがパンデミックを宣言し、フェーズ6まで警戒水準を引き上げても、
我が国では多少の警戒が必要ではあろうが、マスクが入手困難になった
時期に比して警戒レベルが上がったとは思えない状況がある。
私は商売柄、他の人よりも警戒しなければならないのかもしれないが、
早期対応と関係各位のご協力のお陰をもちまして、マスクを切らすことなく、
予防を図ることができました。
今晩から名古屋入りですが、やはり長距離の移動のときには、
マスクが必需品です。
車内の乾燥もありますが、万が一咳き込んでしまったときにも、
マスクをしていれば、周りから嫌な顔をされる危険も少ないですしね。
しっかりとした対応というのは、どんなことにも基本になるんですね。