気密測定は来週の予定です。
仕上げの工事に入る前に、気密測定(C値測定)を行っております。
FP工法のウレタン断熱パネルは、ただ柱と柱の間に入れ込むだけでなく
釘を斜めに打って柱にも留めております。
ただ釘を打っただけでは、柱とウレタンパネルの間に細い隙間があることになります。
その隙間にアルミ製の気密テープというものを貼り、
隙間風が入ってこないように目張りしてしまいます。
釘を打った頭にも気密テープを貼っております。(写真は弊社ブログにてご覧下さい)
サッシは通常、柱や断熱パネルなどにビス留めしてゆきます。
当然、異種材料間には隙間がありますから
こちらについても徹底的にアルミテープで目張りします。(写真左)
コンセントなどの配線は外部の通気層部分をはわせて
内部に貫通させますので
貫通させた配線周りから微量の隙間風が入ってきます。
微量でも、たくさんあれば、大量になってしまいC値に影響してしまうので
写真のように現場発泡のウレタンを注入して徹底的に気密処理します。(写真右)
最近は、光ファイバーなどの配管を通すために、CD管の処理が多くなり
各室にPC配線になると各室にCD配管をすることも多くなっています。
CD配管が多いと気密は若干落ちると思われます。
キッチンのレンジフードの排気の配管周りですが、
穴をあけて配管を通した後、この周りにも現場発泡のウレタンを注入します。
(写真は弊社ブログにてご覧下さい)
丁寧にしている気密処理ですが
それでも、何年かすると、木材の乾燥や伸縮により
気密の数値は少し落ちてしまいます。
材木等の乾燥などの落ち着きに合わせ、3〜4年で安定するようですが
一般的には、その時期には初期数値の約倍の数値になり、隙間が増えてしまうのです。
よって、初期測定数値は高いほどよく、その後の影響も少ないのです。
先日、気密の経年劣化調査を行いました。
ブログでご紹介いたしましたのでご覧下さい。↓↓
5月24日 アセットフォー日記
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