- 市原 真二郎
- いちはらカイロプラクティック いちはら治療院院長
- カイロプラクター
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0466-37-0021
原因
原因不明の特発性が79.1%、先天性が9.8%、脳性麻痺やポリオ、脊髄空洞症等脊髄神経や背筋の麻痺による神経原性が2.1%、神経線維腫症が1.9%、マルファン症候群が1.2%等となっています。最も多くを占める特発性は、発生時期により乳幼児期・学童期・思春期・成人に分類されますが、大半は思春期側わん症であり、女性が男性の約7倍の頻度で認められます。
症状
症状は脊柱の変形で、通常、疼痛等の自覚症状を伴うことは殆ど有りません。しかし側わん度が50度以上の高度変形の場合、心肺機能の低下を生じることがあり、また腰背部痛がみられる頻度が高くなる傾向が有ります。
治療
1般に脊柱側わん症は進行性であり、特に身長増加が著しい時期(女子の場合は初潮前後)に最も進行する可能性が高く、注意を要します。治療はX線検査により、側わん度を計測して、その程度によって考慮されます。側わん度が25度未満の軽症の場合は経過観察のみで、治療の必要はありません。しかし側わん度が25度を越える場合には、装具(体幹の矯正コルセット)を装着して側わんの進行を防止する必要があります。1方、すでに進行して側わん度が50度を越える場合は装具では治療出来ない為、手術が必要になります。手術はわん曲した脊柱を直接牽引することにより矯正し、その位置で骨移植を施し、さらに金属で元に戻らない様にしっかり固定するものです。いずれにしても、早期発見、早期治療が非常に重要な病気です。
このコラムの執筆専門家
- 市原 真二郎
- (カイロプラクター)
- いちはらカイロプラクティック いちはら治療院院長
「ソフトな」施術で身体のひずみを根本から正し、改善へ導きます
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