これでは、データの捏造になってしまいます。
こういうことでは、相関係数は何の意味もありません。
仮に、お手盛りではなく、そうした補正をすべてのデータに正しく施したとします。
そうしたらどうなるでしょうか。
実際はこれで、相関係数が高くなることはほとんどの場合ありません。
むしろ、元のデータを意識的にいじればいじっただけ(補正をすればするほど)、相関係数は落ちていく傾向にあります。
これが通常です。
簡単に考えて、誰もが直感的には納得しそうな補正をすることは、決して本質にせまらないことのほうが多いのです。
どんどん本質から遠ざかり、「これだったら元の通行量のままのほうが良い」ことになります。
また逆に、補正をしたら相関係数が上がったとします。
ならば、後に言いますが、わざわざ補正などせず、通行量は通行量として一つの要因、そしてその補正数値は通行量とは別の立地要因として扱う。これが正しい分析の仕方です。
PR
【統計てきめん2プレミア】出店判断に必要不可欠な商圏データ(人口や世帯数など)を、簡単スピーディ、安価に集計できるソフトウェア。