「市場価値」=「社内価値」 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

藤島 淑子
株式会社インディプロス 代表取締役/コンサルタント
経営コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月05日更新

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「市場価値」=「社内価値」

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プロフェッショナル人事のあり方
先日、あるクライアントの人事の方々と

「企業内人事の“専門性”って何だろう・・・?」

という話になりました。


一般的に「人事の専門性」といっても、その範囲は広く、

 制度や人材マネジメントに関する理論だったり、

 各社の最新事例やトレンドだったり、

 コーチングやメンタルケアなど、各分野の深い専門スキルだったり・・・。


たしかに、プロとして何を軸にして極めていくのか、は悩ましいところ。



でも、同行したコンサルタントも、私の考えも、答えは一致していました。


プロの企業人事に求められること・・・それは、

誰よりも深く、現場の業務や組織・人材のことを知っていて、また、
経営者にとっても、誰よりもよき理解者であること。

そして、それによって社内(現場)の問題解決をリードできること。

そのためのスキルが、人事に求められる“専門性”なのではないか、と。


なぜならこの役割は、企業内の人ではないとできないことが多いからです。



それでは社内価値ばかりが高まって、市場価値が高まらない、かというと、
そうでもなくて、

上記のような、社内(現場)の問題解決のプロフェッショナルになるためには、
こういう能力も大事だし、それ以外にも、人を見る目とか、
そういう、人事にとって必要不可欠な、普遍的な能力を高めていかなくては
ならなくて、


結果としてそれは、人事のプロフェッショナルとしての市場価値を
高めていくことなのではないかな、と思います。


(このへんは、こちらにも色々と想いを書いたので、よろしければどうぞ)




ちなみにこれは、人事に限らず、どんな仕事でも同じですよね。


最近は、一時期の「市場価値至上主義」によって「自分さえ良ければ」と
考える人材がたくさん生まれてしまったことを反省し、

「会社のビジョンや方向性に共感し、会社に貢献しようと考えてくれる人材」

を求め、育成しようとする企業が増えています。


つまりはそれは、「市場価値」というよりは、「社内価値」を高めて欲しい
という経営者の想い。


でも実は、そのために必要な「ビジョンを理解する力」とか、
「特定の方向性の中で自分自身の役割や価値を定義できる力」というのは、
身についてしまえば普遍的な力。

結果として市場価値も高まっているんですよね。



今の時代、「社内価値」と「市場価値」は限りなく近づいている、
ということなのかもしれません。


景気低迷を受け、資格取得に再び注目が集まっているようですが、
企業人にとって本当に必要なものは何なのか、、、

見失わないでいたいものです。