- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
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脳を知りつくせ! 自分プレゼン術 #3
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デザインと企画、その気持ちイイ関係。
企画・デザイン、その発想法
2009-06-16 08:45
週末や、時間の空いたときに、ちょっとプールに行って泳ぐととても気持ちが良いものです。
こんにちは、山藤(サンドウ)です。
「知ると役立つ 脳のしくみ」
ビジネスに役立つ脳の働きとは?
直感とひらめきの巻<その1>
若き脳科学研究者・池谷祐二さんのセミナー「脳を見方につける」より
ビジネスに活かせるヒントを探ります。
池谷さんから、問いかけがあります。
脳とはどういうものなのか?
脳は孤独である
頭蓋骨の中に脳はありますね。
確かに脳、それ自体は孤独の世界といえるでしょう。
そして、
脳は、行動してから理解する
意外です。
普通に考えていた私は、脳から指令が出てくるから、
その後、行動をすると思っていました。
脳は司令塔だと、普通に思っていました、
こういう風に考えている人は多いのではないでしょうか?
さてこのことをふまえて、「ひらめき」と「直感」は違う、という事実の説明にうつります。
ビジネスの場において、直感とひらめきの違いを意識したことはありますか。
池谷さんは、「直感を大切にする」ことも大切です、と言います。
直感とは?
直感とは、
理由がわからない(無意識の情報処理)こと。
ひらめきとは?
その反対で、理由がわかっていること
直感とは明らかに違うものだそうです。
ひらめき=inspiration
直感=intuition
脳研究の部位でいうと、明らかに違いがわかります。
直感=「線条体」(せんじょうたい)
ひらめき=「大脳皮質」(だいのうひしつ)
聴きなれない線条体とは?
直感が生まれる部位は、
方法、(たとえば歩き方=身体性の記憶)
を保存する役割をつかさどる場所
だそうです。
無意識かつ自動的かつ正確であるものだそうです。
直感とは、
繰り返しの訓練により身につくのもの
つまり、
直感は学習である(=努力の賜物)
であるということです。
この研究結果はここ10年程前くらいにっわかってきた新しい研究成果だそうです。
次回につづく。
参考資料:池谷祐二(いけがや・ゆうじ)
『海馬』(新潮文庫:糸井重里氏との共著)
『記憶力を強くする』『進化しすぎた脳』(講談社ブルーバックス)
『脳はなにかと言い訳する』(祥伝社)
オールアバウト/専門プロファイル、山藤