- 野平 史彦
- 株式会社野平都市建築研究所 代表取締役
- 千葉県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
「建具」は「枠」の中で動くものなので、
普通は「建具」と「枠」は一体のものである。
しかし、デザイン的に「枠」を消したい時がある。
「枠」があると、そこには「建具」があるものと見透かされてしまうので、
「建具」がない様に装う時には「枠」を消さなければならない。
ここでは、引き戸のガイドレールをアルミのアングルの片刃だけを出し、
戸当たり用の目地棒に凹型に加工した建具の小口が噛み合わさるようにしている。
建具がただ壁にぶつかればいいと思うのは素人考えで、それでは、その隙間から光が漏れてしまう。
光が漏れる様な建具では、それこそシマラナイ。
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次回の船橋建築塾は6月20日(土)です。
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