昨今の不払いを減らす意味でも支払われる給付金額が加入者にも分かりやすいというメリットがある。
現在、販売されている医療保険は入院日数や手術の種類等に因り支払われる給付金が異なるタイプが多く、簡保を含めた不払いの一因となりました。
ただ、個人的に思うのですが、従来からある定額払い型の医療保険にも、今回発売された実際の自己負担額のみを支払う実損型の医療保険にも、それぞれメリット、デメリットがあると言えます。加入を検討される方は、営業員の中途半端な説明や新商品を販売したいだけのセールストークに惑わされる事なく自分に合った保険を慎重に選んで頂きたいものです。
話しは変わりますが、特約や内容が複雑だから不払いが発生したので商品を簡素化したと言う保険会社の社員のレベルや姿勢の方が問題の様に私は思います。本来、保険商品と言うのは保険会社の都合や保険会社のみにメリットがある様に作るものではなく、消費者にとって役に立つ商品であるべきです。少し商品開発のコンセプトがズレてる様に感じてなりません。
入院を本当にした事のある方や家族が入院した事のある方は分かって頂けると思いますが、個人的に私は実損型はお勧めしていません。家族が入院した場合、領収書で支払う以外の目に見えないお金が山ほど消えていきますからね。又、支払いは病院だけじゃ無いですしね。
本当の意味での現実に即した、お客様の立場に立った医療保険が販売される事を保険会社側に期待したいですね。
このコラムの執筆専門家
- 植森 宏昌
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
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