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- 岡本 興一
- ウィジット株式会社 代表取締役
- ITコンサルタント
投資と考えるべきです。
製造業なら、設備投資を行うと思いますが、設備投資と同様の投資なのです。
設備導入を行う時、社長は徹底的に調査をし、勉強することと思います。
どういった効果を得るために、いくらのお金をかけ、どうやって回収するのか？
様々な選択肢を並べ、比較検討し、最適なものを選ぶでしょう
ところが、なぜかITはそうしたアプローチをとらないことが多いものです。
それは、ITコストを、経費と捉えて、競争の源泉であると考えていないからではないでしょうか？
成功している企業の場合、ITは経費ではなく、戦略投資と見なしています。
財務会計上では、経費として扱っていても、管理会計、戦略会計上では戦略的投資です。
競争力をあげるための投資として捉えています。
この発想にたてば、ITとは儲けるために行っているという視点を持ち、対投資効果を目標値として設定した上で取り組んでいくことになります。
そうした考え方の違いが、成功と失敗を分けている非常に大きな要素となっているのです。
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岡本興一
