阿修羅人気とマネジメントシステム(ISO)解説本 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

奥村 朋子
有限会社アムシック 
経営コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月03日更新

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阿修羅人気とマネジメントシステム(ISO)解説本

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審査道無風流 師範のひとり言
生憎の雨天でしたが、三河より来訪の友人の誘いで、興福寺創建1300年記念として上野の東京国立博物館で3月31日より開催されている阿修羅展に行ってきました。

展示会のケース越しでもなければ、柵で囲まれ正面からしか拝めないという状態ではなく、全身をぐるりと一周して拝観できる。こんなチャンスはそうはないという友人の言葉通り、展示室は阿修羅像をどの角度からでも拝観できるようになっていました。混雑に身を任せ、牛歩の進みで阿修羅像の周りをぐるりと一周しました。なんとも言えない静かな感動が、自分の内側に湧き出しました。

展示室の空気は、不思議なくらい「静」「澄」でした。これだけの人が何かを見たさに集まれば、通常なら各人の持つ念が混ざり合い、どんよりしてくるものですが・・・。

ゴールデンウィークの頃だったでしょうか。阿修羅は広範囲な年齢層に人気が有るため、阿修羅展は大変盛況と、テレビのニュースで流れていました。
阿修羅に限らず、神と称されるものには、経典により様々な説が伝えられています。経典の書き手が、その時代に阿修羅をどう解釈したかで、全く違った存在の神として伝えられています。どの経典の説を取り入れるのか、あるいは自身の解釈を新たに加えるのかは、それこそ個人の自由ですが、何かの説を取り入れるときには、是非、一つの経典の説で飛びつくことなく、異なった説があることを理解し、それぞれの説について知り、自身である程度咀嚼してから取り入れられることをお勧めします。

このことは、ISO9001やISO22000のようなマネジメントシステムの解説本にも言えることです。世の中には、様々な解説本が出回っていますが、どれか一つに飛びつかず、是非、異なった書き手の本を手にとってみてください。書き手によって、同じことでも180度違う違う解釈、解説をしていることもあることが分かると思います。

神と人間が作り出したISOを同列で語るなと、お叱りを受けるかもしれませんが、人が伝えるものには、その時代や地域性などを背景とした、その時々の解釈が入る事例の典型例として、取り上げました。