保険で忘れてはいけないことは、保険は万が一のときにお金に困るから加入するのであり、不安だから加入するのではないということです。よって入院したときにいくらぐらい保険でカバーしたほうが良いのかまずは検討しましょう。全てを保険でカバーするのは難しいので医療費のための現金をどのくらい準備可能かの検討も重要です。
入院時にかかる費用としては、健康保険の3割負担分、差額ベット代(*1)、
食費(1日780円)、雑費(*2)、健康保険対象外の特殊な治療費などです。
次に医療保険は1回あたりの給付日数が決まっています。例えば60日ですと60日分の給付をもらった場合には180日の期間を空けないと次の給付がもらえません。何日タイプを選ぶのか検討です。そして、オプション(特約)の検討になります。どの保障を多くほしいのか。それともいらないか検討してください。そうするとおのずと商品、保険会社が絞られてきます。
(*1)差額ベット代とは、公的医療保険で決められた室料との差額
(*2)衣類、日用品、テレビ代、家族のお見舞いに行く交通費など
医療保険の検討手順
1、入院日額の検討。
各社5000円から1000円ごとUPできます。
2、一回の給付日数の検討。
40日、60日、120日、180日、360日、730日、1000日などがあります。
3、オプション(特約)の検討
女性疾病特約、成人病特約、三大疾病特約、先進医療特約など
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このコラムの執筆専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
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