企業経営にも知識等の段階がある - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

坂田 岳史
有限会社ダイコンサルティング 代表取締役 IT経営コンサルタント
ITコンサルタント

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企業経営にも知識等の段階がある

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ITコンサル日記
こんにちは、IT経営コンサルタントの坂田です。
今日は、企業経営の段階についてお話します。
尚、このコラムは、私が発行しているメルマガ「さかやんのコンサル日記」から抜粋してお送りしています。
http://archive.mag2.com/0000116110/index.html
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先日、テレビで教育番組を見ていました。ちょうど中学1年生の数学の番組で、負の計算をやっていました。小学のうちの息子に、この問題やってみろ!と言うと、息子曰く「こんなのまだ習ってない!」確かに小学3年生で負の計算はできないですね。
ちなみに、小学校中学校、高校は各学年できちんとカリキュラムが決まっています。
小学2年生で九九をやり、3年生で3桁の掛け算をやるなどなど。

でもよく考えると、企業経営にはカリキュラムってないですね。
経営者が何かやろうとした時「これまだ習ってない!」なんて言わないですね。しかし、最近感じるのですが、経営者が必要な知識ってたくさんあると思います。極端な話しですが、ある創業したての社長さんは決算書の読み方が分かりません。また、小さな会社では就業規則は作らないといけないの?なんて質問されます。

よくコンサル会社が「経営者大学」なんてやっています。内容はよく分かりませんが、大学というくらいですからきっと高度なことを講義しているのでしょう。大学があるなら高校や中学があってもいいですね。さかやんは社長さんとよく話しをしますが、どうやら経営者に必要な知識には段階があるようです。

例えば、

初級レベル:財務管理や会計、人事労務など会社を経営するための基本的なこと。多くは法律で規定されている。

中級レベル:人や業務などの管理方法。単なる知識でなく知識と経験が必要な分野。

上級レベル:経営理念やビジョンを実現すための経営戦略策定の知識と、それを実現する戦術実行の知識。

これらは、あくまで知識でありこのような知識がなくても経験から経営をされている社長さんも多くいます。しかし、経営者に必要な知識体系があり、それを体系的に学ぶことも重要ですね。
実は、このようなレベルを用いた経営者学校のカリキュラムを作って6月から京都で行います。
経営者は経営に必要な知識を体系的に勉強することが必要だと考えています。

今日の一言
「経営するなら体系的な知識も必要」

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有限会社ダイコンサルティング
中小企業診断士
ITコーディネータ・ITCインストラクタ
坂田岳史(近畿経済産業局認定 ベストITサポータ)
sakayan@daiconn.co.jp
http://www.daiconn.co.jp
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私の理念
「一期一会」その瞬間を大切にします。

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