【耐火建築物とは】
わかりやすく説明すると、鉄筋コンクリート造や鉄骨造などの燃えにくい素
材を使い延焼のしにくい建物です。最近では木造でも外壁材をALC板など
の延焼しにくい素材を利用し許可を得ることもできる工法も登場しました。
でもここで問題なのはコストです。
木造の準耐火建築物よりも約30%以上費用が余分にかかります。
【準耐火建築物とは】
建物の躯体本体は木造でもかまいませんが、当該建物の外壁・軒裏・開口部
で延焼の恐れのある部分は防火構造とし、屋根を不燃材料で葺かなければな
りません。
いわゆる屋根はスレートやコロニアル・外壁は防火サイディングやモルタル
葺などです。
かやぶき屋根の家やログハウスのような丸太小屋などは建築できません。
つづく
このコラムの執筆専門家
- 藤森 哲也
- (不動産コンサルタント)
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
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売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。
03-5773-4111
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