歩くこと - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

青松 敬明
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閲覧数順 2016年12月07日更新

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 数年前、私の体重は、0.1トンを軽く超えていました。
 運動をするのも億劫な状態ではあったものの、このまま年を取ると、もっと運動もできなくなるだろうし、まだなんとか動けるうちに一生できるような運動を始めようと思いました。

 結果的に選んだスポーツは、いかにも激しい動きを要求されそうなマラソンやテニスではなく、どうみても運動量が少なそうなゴルフでした。
 さすがに自分でも、ゴルフではこの自分の足下も見えないような腹の脂肪を消化するのは無理だと思い、通い始めたゴルフスクールまでは絶対に歩いて行くことにしました。
 正直言って、普通の体型の方ならなんでもないことです。
 ところが、私にしてみれば、それはかなりの冒険でした。
 そもそもほとんどの生活が車であった上に、ゴルフクラブを練習用の数本とはいえ担いで歩くというのは、アマゾンに探検に行くくらいの精神的な勇気が必要でした。

 ともあれ、歩いてのゴルフスクール通いが、どうにかこうにか始まりました。
 ゴルフは全然うまくならないものの、毎週数回歩いていると妙なことに気付き始めました。
 歩いていると、突然アイデアがひらめいたり、何日も考えていた案件の答えが浮かんできたりするのです。
 最初のうちは、たまたまかと思っていたのですが、どうも体が歩くことに抵抗がなくなればなくなるほど、頭の方も冴えてくるのです。
 気になったので、本屋さんで「歩」をキーワードしている本を見てみると、どうも歩くということで脳が活性化されるというのは人間に共通のことのようです。

 それ以来、できるだけ歩くようにしています。
 ゴルフスクールを別とすれば、最初は、出かける相手先の方向に向かって一駅だけは歩く、ということを始めました。幸か不幸か、私の家の最寄り駅には地下鉄が4線も来ているので、ほとんどの方向には一駅歩くことになりました。
 ところが、たいてい出かけるときは急いでいて、歩いている時間もあまりないため、帰りを一駅手前で降りることにしました。そんなことを勧めている本も幾つかあるようです。
 そのうち、一駅手前が二駅手前となり、二駅手前が三駅手前となり、その距離はドンドン長くなり、今では一日一時間強は歩くほどになっています。もっとも東京の地下鉄の一駅なんてたいしたことはないですが。

 歩いていると、確かに、いろんな考えが浮かんできます。
 そのままアイデアを放っておいてももったいないので、というよりも、そのときに書き留めないと忘れてしまうので、立ち止まって紙や携帯電話にメモったりしていますが、一番の問題点は、アイデアが次から次へと出てくるときは、歩いているのか、立ち止まってメモを取っているのか分からなくなってしまうということです。最近では、iPhoneにボイスレコーダーのアプリをダウンロードし、ボソボソ録音するようにしています。
 また仕事のときでも、考えが煮詰まってきたら、散歩がてら辺りをブラブラするようにもしています。

 なお、運動としての歩行に関しては、調子が乗らないときは最初から歩こうなんて考えない方が、長続きする秘訣のような気がします。
 雨だから歩かないとか、今日は体が重いから歩かない、なんてこともよくあります。ヘタに無理をすると、次にやる気をなくすのではないでしょうか。そのあたりは人の性格にもよるとは思いますが。

 なお、現在の私の体重は、70キロ台になっています。
 年を取ってもできる運動をと思っていただけなのに、これだけ痩せてしまったのは意外でした。
 それにしても、ゴルフは上手くならんな〜。。。