- 坂田 岳史
- 有限会社ダイコンサルティング 代表取締役 IT経営コンサルタント
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
ここでは、私が発行しているメルマガ「さかやんのコンサル日記」から抜粋してお送りしています。
http://archive.mag2.com/0000116110/index.html
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先日、京都のある大学で講義をさせて頂きました。
内容は、IT業界やITの技術的な内容です。
(ユビキタス社会と何か?なんてもありました)
この講義の受講者は、理系でなく文系の学生さんです。つまり、普段あまりITに接しない文系の学生さんにIT業界やITに興味を持ってもらおうという趣旨です。
講義の後に学生さんが、講義内容のノートを提出します。そのノート内容をみて採点して、コメントを書いて返却します(人数が多いので結構大変でした)。
ノートを見ていて気がついたのですが、恐らく理系の学生ならITが進化して企業活動や社会生活が分かることに、興味をもつでしょう。しかし、文系の学生さんの中には、「ITが進化して社会生活に入ってくるのが怖い」という方が結構多くおられました。
例えば、電子メールを使えば顔をみずとも話ができます。私なんかは非常に便利でいいツールだと思います。しかし、文系の学生さんの中には、「顔を見ないで話をするなんて、人間性がない」とはっきり書かれる方がいます。
私も根っからの理系ですので、逆に文系の方とあまりお話する機会がありませんでした。今回の学生さんのノートを見て、なるほどITというのは便利だけど、逆に人間性を無くす可能性があるツール
なんだなと感じました。
自分と教育のバックボーンが違う方の意見を聞くと、視野が広がるなと非常に感じた大学での講義でした。
今日の一言
「バックボーンが違う人の意見も重要」