現代の敬語 1 - 対人力・コミュニケーションスキル - 専門家プロファイル

かわい 幸
代表取締役 イメージコンサルタント
ビジネスコーチ

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対象:ビジネススキル

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現代の敬語 1

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秘書養成カレッジ 「秘書の学校」 マナー

つい仕事柄、耳障りな言葉が聞こえるとアドバイスしたくなってしまいます





「お食べになられますか?」は正しい?



某コーヒーショップのレジで「こちらでお食べになられますか?」と尋ねられて、反射的に「お食べに、ではなくて「召し上がられますか?」が聞こえがよいですよ。」と店員さんだけに聞こえるように伝えました。
「お食べになる」は文法的には問題ありませんが、「お食べに」「なられますか?」は二重敬語です。それでもやはり「食べる」の尊敬語、「召し上がる」を使うほうが丁寧でよいと思います。
「召し上がられますか?」または「お召し上がりですか?」を使うとよいでしょう。

「弊社」より「当社」が今風



特別決まりというわけではありませんが、接遇マナーの世界では「弊社」は文語体として使うようにし、「当社」や「私ども」と口語で使うようにしているところが多いので、接遇マナーに詳しい人には「弊社」は耳障りだな。と感じることもあります。
マナー研修で「「弊社」は書き言葉なので、「当社」と言いましょう。」と教えを受けたことがありますが、よくよく調べてみると必ずしも「書き言葉」ということはないようでした。「弊社」は自身の会社をへりくだっているため、自分の会社のことは自信を持って伝えよう。という慣習ができてきたということです。よりスマートな言葉を使うとあなたの知性が感じられますよ。

「おる」は「居る」の謙譲語



その他、隣の席の人が電話で「山田様はおられますか?」と使っているのを聞いて「えっ!?」と一瞬たじろいでしまうことがありまして。「おる」は「居る」の謙譲語。
正しくは「いらっしゃいますか」です。

ボスに指示を受けたらどのように答える?



秘書が上司に仕事を授かったときの言葉は「かしこまりました」より「承知しました」を使うほうがよいですね。この住み分けを覚えておくと楽です。
 お客様に対しては「かしこまりました」(畏れ敬うの意)
 上司や目上の人には「承知しました」
で使うようにするとすっきり。
「了解しました」「了解です」も上司に使った覚えもありますが、「Yes, sir」や「Roger!(ラジャー!)」のようで、軍隊調でしょうかね??

言葉は生きている〜柔軟に対応しましょう〜



言葉に関してはその人のものさしで常識が成り立っていることが多いので、どれが「絶対」に正しい。正しくない。はありません。言葉は生きているので時代とともに変わっていくのも事実です。私は人と話をしているときに気になることが多すぎて、他人の話がすんなり入ってこないことも少なくありません。(ここで気になることを伝えたら失礼だろうなぁ。と考えながら聞いていることもあり、言わずにそのまま去ることも50%位の確率であります)

「絶対に、こういう言い方でなくてはいけない!」と意固地にならず、「以前はそう言うものであったらしいが、今はこう言うのか。使ってみよう」という柔軟さが大切だと思います。
人に押し付けるでもなく、気になったらご自身の知識をさりげなく相手に伝えてみると今の時代に浸透していくものだと思います。

それにしても、、「ら」抜け言葉もどこまで「今風」で許されるものなのでしょうかね。
今の時代だからこそ本来の日本語の正統な使い方を勉強するのもよいかもしれません。

他にも敬語について気になることがあればレポートさせていただきますね。

今後ともよろしくお願いします。

株式会社ボヌールコンサルティング
代表取締役 かわい幸
e-mail: info@bonheur.co.jp

「言葉づかい・敬語」に関するまとめ

  • 言葉づかいに自信がありますか?正しい敬語を知っていますか?

    ビジネスシーンで使う敬語でお悩みの方は多いのではないでしょうか?メールの宛名の書き方から上司へ報告する際の言葉づかいなど気を使いますよね。また「宜しいでしょうか?」「宜しかったでしょうか?」はどちらが正しい?「~しても大丈夫ですか?」は使っても良いの?など接客する場合も迷うことが沢山あります。 気をつけて話しても正しい言葉づかいを知らないと咄嗟に出てきません。専門家から正しい敬語、言葉づかいを学んで身につけませんか?