- 野村佳代
- 出版/広告プロデュース〜企画・ライティングからデザイン・印刷まで 株式会社アスラン編集スタジオ 代表取締役
- ライター
読み手の感情を動かす
改めて文章の目的を考えてみよう
「ホームページや会社案内に書く文章がうまくまとまらない」という相談を受けることがあります。
ニュースレターやブログについて、「ネタがなくて書けない」と言われることもあります。
ホームページ
会社案内
ニュースレター
ブログ
小冊子 etc.
改めて、これらの「目的」について考えてみましょう。
これらは、「売り込み」ではないはずです。
つまり、直接の目的は「お客様に買っていただく」ことではありません。
直接の目的は、「会社(社長)を好きになっていただく」「会社(社長)のファンになっていただく」ことです。
その結果、会社の商品やサービスを買っていただくわけです。
つまり、「お客様に買っていただく」ことは、あくまで間接的な目的なのです。
何より大切なのは等身大の言葉で書くこと
ファンになっていただくには、会社のこと、自分のことを知ってもらう必要があります。
知っていただいて、読み手の感情に訴える必要があります。
その際に大切なのは、自分の等身大の言葉で書くこと。
格好つけた言葉、むずかしい用語では、相手に届かないのです。
お客様は、商品・サービスへの会社の真摯な姿勢を求められています。
文章には、どう隠しても人柄が出てしまうものです。
あなたが自社の商品・サービスに対して真摯な姿勢を持っていれば、必ず文章に表れてきます。
だからこそ、等身大の言葉で書く必要があるのです。
格好つけた言葉、むずかしい用語は、あなたの本当の姿ではありません。
自分のそのままの姿で、自分の素直な気持ちを文章にすると、そこには必ず真摯な姿勢が表れてきます。
それこそが、お客様の心に訴える文章になるのです。
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