木製枠を工夫してコストダウン - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

増井 真也
建築部門代表
建築家

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対象:住宅設計・構造

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木製枠を工夫してコストダウン

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コストダウンの秘訣
ふじみ野の家では木製枠を工夫してコストダウンを図りました。

通常の窓枠などに用いる木製枠はスプルスや雲杉等の材料を加工して利用します。これらの造作材料は立米当たり35万円から40万円くらいかかることが多く、住宅1軒分ではだいたい1.2立米ほどの材料を使いますのでそこにかかるコストはざっと見ても40万円くらいです。大工さんの加工にも費用がかかります。かんなを掛けたり、溝を掘ったりの作業はなかなか手間がかかりますので、3人工くらいは必要でしょう。

ふじみ野の家ではこの窓枠にシナ合板のカットしたものを利用しました。これでしたらかんなを掛ける作業も省くことが出来、何より材料も安価で仕入れることが出来ます。窓枠としての機能は果たしながらもコストを抑える工夫の一例です。


ますいいリビングカンパニー
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