レッドクリフに見る、諸葛孔明『4つの参謀スキル』 - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

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対象:人材育成

中沢 努
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閲覧数順 2016年12月05日更新

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レッドクリフに見る、諸葛孔明『4つの参謀スキル』

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コミュニケーション
不況混迷の時代。

こんな時代にこそ、企業は人材の知恵と行動力で乗り切っていかなければならない。

2009年4月には、ユニクロが営業収益を前年比28.7%の698億円、売上高を前年比13.0%の3574億円

と過去最高の収益を発表。その成功要因の一つは柳井氏のリーダーシップがあることに間違いはない。

しかし、そのリーダーシップについていける組織がなければ、

いくらユニクロといえどもこれだけの連続収益成長は実現できなかっただろう。

このように、組織はリーダーの元永続的に成長、繁栄していかなければならないことは、

言うに及ばない。

稀に、若手社員の中では「永続的に成長する必要なんてあるんですか?」という

質問が出てくる。若手社員にとっては素朴な疑問だろう。

しかし、企業は、いくつかの点から成長しつづけなければならない理由がある。

あえて判り易く表現してみよう。

・今日は黒字でも、明日は赤字かもしれない。(先は見えない)

・成長して利益を増やしていかないと投資に回せない。(より良い開発・サービスができない)

・社会保険など人材コストは、黙っていても年々上昇して企業負担は増えている。

・原則的には物価も年々上昇している。

これ以外にも、株主価値の増大など理由は様々あるが、現場の人間が理解するには、

上記の理由で十分だろう。


この永続的成長を実現するためには、強い組織が必要であり、

強い組織にするためには、参謀力が欠かせない。

ここから本題に入るが、強い組織の条件の一つに、リーダーシップが注目されるが、

もうひとつには、リーダーの良き右腕が必要となる。昔でいえば番頭さんだ。

これが、映画レッドクリフでも登場してくる、三国志の諸葛亮孔明(以下諸葛孔明)だ。

諸葛孔明は、世界の歴史の中でも指折りの参謀と言える。

仁徳、人柄志向のリーダーである「劉備」に参謀として迎えられ、

その参謀の手腕をいかんなく発揮する。

ここでは、その参謀力にフォーカスしてみたい。

諸葛孔明を始めとする良き参謀の条件とは何か?

彼ら名参謀のスキルを整理すると、次の4つの技能(スキル)が

浮かび上がってくる。

・情報収集の技能

・情報分析の技能

・進言の技能

・支援の技能

である。

(1)情報収集の技能



これは、目標・目的達成のために必要な情報を、
あらゆる手段を使って収集し、整理する技能だ。

単なる情報だけではなく、専門知識や自己の持っている経験なども情報の中に含まれる。


(2)情報分析の技能



集めた情報を、分析し今後の意思決定に役立てる必要がある。

これは、より成功確率の高い意思決定を上長にしてもらうためだ。

情報分析は、主に「定量分析」「定性分析」を行う。

そのためには、専門的なスキル、論理的なスキル、統計スキル、経験測など

様々なノウハウを駆使する必要がある。


(3)進言の技能



分析結果から、選択肢を提示し、リスクとリターンを提示する必要がある。

その選択肢には、これだけのリスクが考えられ、このようなリターンが考えられる。

それに基づきリーダーが意思決定を行う。

また、進言の極めつけは「私がリーダーだとしたら、これを選択します。なぜなら・・」と

自分がリーダーだった場合の選択肢を説明する。

これはリーダーにとって大変ありがたい進言だ。


(4)支援の技能



最後に支援の技能だ。

リーダーは、常に冷静に判断することが求められる。

しかし、いくら迅速な情報収集、科学的な分析を行い、進言をしたとしても、

リーダーの心の中で迷いが生じることがあることも事実である。

リーダーは常に孤独なのだ。リーダーは、弱音や不安を心のうちに抑えて、

意思決定を行う。意思決定を行った後も、不安にさいなまれることが多い。

その中で、リーダーの心と、意思決定を支援するためのチームサポートを行う必要がある。

リーダーの心をサポートし、リーダーの意思決定が完遂されるようチームを支援する。


この春、新たに組織変更などにより、参謀、つまり部門の次長、次席、代理、補佐などに

就任された方は、以上の4つの技能をぜひ見に付けて頂き、

チームパフォーマンスの最大化に貢献してみてはいかがだろうか。

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