- 高橋 成壽
- 寿FPコンサルティング株式会社 代表取締役
- 神奈川県
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
定年後の住宅ローン残高で
1050万円以上残っている家庭は5%になるそうだ。
この数値を、
同年代の住宅ローンを抱える家庭に対する割合に換算すると、
実に42%以上になる。
定年後に1000万円以上のローン残高ということは、
退職金を全部つぎ込む家庭も多いだろう。
下手をすると、退職金をつぎ込んでも
ローンが完済できない家庭もあると考えられる。
一般的に30-40代の方が家を買う時には、
何の疑いもなく、30-35年という長期間での
ローンを提案される事が多いのだが、
今回の調査からわかるように、
その結果として、
老後の資金を食い潰さねばならない家庭が多いのが現状だ。
収入に対して、
長期で組まないと返せないような
物件価格が問題なのかもしれない。
これでいいのだろうか?
仕事が無いのに、
せっかく勤め上げたのに、
住宅ローンが残っていて、
虎の子の退職金も召し上げられ・・・
ハッピーリタイヤメントどころでは無い。
モーゲージプランナーとしては、
そのあたりの危険性も踏まえ、
所得に応じた、また長期的な視野に立った
プランニングが大切であると感じられるニュースでした。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 成壽
- (神奈川県 / ファイナンシャルプランナー)
- 寿FPコンサルティング株式会社 代表取締役
FP王子がズバっと解決!
日本では数少ない総合型FPとしてセミナーや個別のご相談を承っております。累計のセミナー受講者数約5000名、年間相談件数200件超、暮らしとお金のことから経営相談など多岐にわたるコンサルティング業務を展開
「住宅取得」のコラム
住宅ローン返済が厳しいから家を貸す・・・?(2009/11/02 23:11)
新築購入のコスト(2009/10/22 09:10)
住宅ローン相談事例 返済がきつい・・・(2009/10/19 17:10)
相談事例:住宅ローン返済が困難に(2009/10/11 00:10)
ノリで家を買う人9割?(2009/04/20 10:04)