国と地方の借金総額は800兆円に、先進国で最悪
12月20日11時58分配信 読売新聞
2009年度末に、国と地方が抱える借金の総額が800兆円の大台を突破することが確実になった。
財務省が20日発表した09年度の国債発行計画によると、過去に発行した国債の借り換えを含む国債発行総額が132兆2854億円で、08年度当初予算と比べて5兆9954億円増えた。
国債の仕組みをわかりやすくした例として
年収420万円のサラリーマンが4500万の住宅ローンでマンションを買ったものの、生活費が足りず年間 360万の借金をして暮らしている窮状とも言われるが、この例えは「日本国政府」に対する例えであって、「日本国」に対するものではないことに注意する必要がある。
とのことで
日本国民が1人あたり455万円借金している
ではなく
政府が日本国民から1人あたり455万円借金している
ということなのです。
しかし、国民、政府合わせての資産を見ると
現金や預貯金だけでおよそ38兆円。
有価証券は120兆円弱。
貸付金286兆円、出資金47兆円などなど。
日本政府が保有している固定資産も200兆。
日本が所有する資産の総額約691兆円。
個人が所有する金融資産の平均は約575万円。
とのことで、決して破綻寸前とは言い難いわけです。
ですので、今回の財政出動は少し強引な方法かもしれませんが、国内の需要を喚起し、回収は最も平等である消費税で行うというのは、世界経済の側面から見ても必要不可欠な政策になるのです。