おはようございます、今日はスポーツ新聞の日です。
新聞という事業形態も、ほんとうに厳しい状況が明らかになってきました。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
不動産投資について、始めて見るといろいろコストがかかる点について触れました。
もうひとつ、とても重要なことに規模の問題があります。
実際に不動産投資を行うと、空き室問題というのがどこまでもついてきます。
物件の稼働率をいかに上げていくのか、というのは永遠の課題といえます。
そして、仮に一部屋の空きが出た時、その大家さんが何室所有しているのかにより、
その重みはまったく異なります。
100室持っている人にとって、1室の空き室は1%の減収です。
しかし、1室しか持っていない人にとって、1室の空き室は100%の減収です。
そして、収入が途絶えている間にも、借金の返済や固定資産税負担は続きます。
この当たり前過ぎる話について、実際に不動産投資を行う前に、きちんと認識できているか否か。
そこらへん、認識が甘いまま挑戦をして、とんでもない目にあった人が少なからず存在します。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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